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曽田香料様との共同研究成果が国際学術論文誌に発表されました

曽田香料様との共同研究成果が国際学術論文誌に発表されました。

Yasunaga M, Takai E, Hattori S, Tatematsu K, Kuroda S. Effects of 3-octen-2-one on human olfactory receptor responses to vanilla flavor. Biosci Biotechnol Biochem. 2022 Sep 7:zbac147. doi: 10.1093/bbb/zbac147. Epub ahead of print. PMID: 36073350.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36073350/

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大手芳香消臭剤メーカー様 研究開発成果について

大手芳香消臭剤メーカーのご依頼により、生ごみから生じる悪臭物質を感じなくする全く新しいアンタゴニスト消臭剤の開発に成功しました。
従来、強烈な匂いで悪臭物質の認識を撹乱する芳香剤や悪臭物質と結合して認識させなくする包接剤が消臭剤の主流でしたが、それぞれ完全消臭ではないや必要量が多いなどの欠点がありました。
香味醗酵はヒト嗅覚受容体センサーにより悪臭物質を感じるヒト嗅覚のセンサー分子を同定することに成功し、悪臭分子とセンサー分子の結合を極少量で抑制する新しいコンセプトのアンタゴニスト消臭剤を開発しました。
今後、香味醗酵では、この成果を嗅ぎたくない匂いだけをピンポイントで感じなくするヒト嗅覚マネジメント技術に発展させます。

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浜弥鰹節様・鰹節フレーバー中間報告サンプルの完成

浜弥鰹節株式会社様との共同研究開発で進めている「ヒト嗅覚受容体応答を利用した鰹節フレーバーの開発」で中間報告となる第一回サンプルの提出を行いました。
400種以上の成分で構成される鰹節の香りを、鰹節を使わず、数種の香料の合成でその匂いを再現したフレーバーで第一回のサンプルとしては上々の仕上がりです。より安価で安全な物質への置き換えや本物の香りに近い精度を目指すために引き続き開発を進めていきます。
インスタント食品やお湯に数滴たらすだけで本枯れ節の香りを再現できるフレーバーを目指します。
本製品が【リアルフレーバー】の第一弾となります。

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大手繊維メーカー様 研究開発成果について

大手繊維メーカーのご依頼により、縫製済服飾において、機器分析では検出できないが、官能試験では感じる異臭成分の同定を行いました。
この結果は、ヒト嗅覚受容体センサーはヒト嗅覚が感じる匂い成分の検出において、業界標準の機器分析法GC-MSよりも有効であることを示しています。

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大手発酵食品メーカー様 研究開発成果について

大手発酵食品メーカーのご依頼により、柑橘系香料の主成分であるリモネンに応答するヒト嗅覚受容体群の同定を行い、さらに同応答を増強する成分の探索を行いました。
従来報告されていたリモネンに応答するヒト嗅覚受容体はノイズを多く含むデータに基づいていて過大評価されていましたが、香味醗酵の新しいヒト嗅覚受容体センサーで初めて本当にリモネンに応答するヒト嗅覚受容体の同定に成功しました。

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大手化成品メーカー様 研究開発成果について

大手化成品メーカーのご依頼により、化粧品原体の無臭判定法の確立を行いました。
従来は、複数の官能試験士がその嗅覚で原体が無臭であることを確認していましたが、ヒト嗅覚受容体センサーが一定条件で応答しないことを指標にすると、官能試験士の判定結果とよく一致していました。
この結果は、様々な匂い・香りを有する製品の品質管理に、ヒト嗅覚受容体センサーが有効であることを示し、官能試験の非属人化を推進できることを示しています。

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大手タイヤメーカー様 研究開発成果について

大手タイヤメーカーのご依頼により、天然ゴム精製過程における産地別の異臭を嗅覚受容体センサーで解析し、
複雑な組成の異臭成分が少数の嗅覚受容体を刺激していることを明らかにしました。
この結果は、複雑な組成の異臭でも、少数のアンタゴニスト消臭剤で解決できる道筋を示しています。

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大手飲料メーカー様 研究開発成果について

大手飲料メーカーのご依頼により、ビールの香気成分に応答するマウス嗅覚受容体群を明らかにしました。
この結果は、フレーバリストが経験に頼って試行錯誤の結果、決めてきたビールの香りを、嗅覚受容体応答で定量的に取り扱える可能性を示しています。